勇気

勇気

蚊が睡眠を妨げる季節がやってきました。

昔【蚊はなんて勇気があるんだろう。殺されることも厭わずに血を吸いに来るなんて。】と思っていた時期がありました。

でも今では【自我がほぼないからなんだな~】と自然を観ていて思います。

蚊は「これは私の獲物よ!」なんて言わないし、「私の子どもを残さなくては!」なんて思ってないし、「私は死ぬのが恐いから夜しか人に近づかないの」なんて考えてません。

人に飼われている動物は自我が強くなるみたいですが、自然の中にある虫も動物も、ほぼただ命がある(生まれた)から生きているのだなと思います。

鳥は虫を食べるし、虫も虫を食べるし、それが普通。

恨みも恐怖も後悔も懺悔もなくて、これが自然なんだなと思います。

勇気は”私”をなくすために必要なものなんだなと思いました。

『はてしない物語』を作るわたしたち。

ミヒャエル・エンデの小説「はてしない物語」( 岩波少年文庫 )。

主人公は太っていて、自分に自信がなく、早くにお母さんをなくした少年です。
お父さんもお母さんをなくして以来、ずっとこころを失ったような状態で少年に関心がありません。

その少年が、物語の後半に本の世界に入り、主人公として自分の物語を作り始めます。

まず彼は、姿の美しい青年になります。

次に【強さが必要だ】と強さを手に入れたことを実感できるような物語を作ります。

それが手に入ると【勇気も必要だ】とまた物語を生み出します。

そうやって、どんどん、どんどん、自分の理想に近づくために物語を作り出して課題をクリアしていきます。

でも、それと引き換えに、主人公はもとの世界の記憶をひとつづつ忘れていきます。

最後にどうなるか。は、物語を読んでもらえばいいと思いますが、『現実の世界でも私たちは自分の作り出した物語の中に気づかないうちに入り込んでいるだよ。』とエンデは言っているような気がしました。

オーストラリア・ケアンズに泳ぎに行ってきました。


オーストラリア・ケアンズのグレートバリアリーフに泳ぎに行ってきました。

昨年まで泳げなかった私が一念発起してスイミングスクールに通い”大人になってスイミングスクールに通う。という体験から得たもの”はこちら

そして、今回挑戦したのは海でのシュノーケリング。

ウミガメやカクレクマノミたちと一緒に泳いできました。

足の立たないところで泳ぐなんて夢のまた夢のような話だったのに、ケアンズ在住で海と仲良しな友人夫婦のお陰で安心して泳ぐことが出来ました。

海の中は、水族館みたいな光景が本当に広がっていて、色んな生き物がいて、波があって、塩辛くって、ちょっと移動しただけで温かい水だったのが冷たい水に変わったり。

そして人間は浮くということを初めて体感しました。

潜ってみて。と言われて潜る方が難しかったです。

また新しい体験と視点が追加された旅でした。