あるとき、【愛されたい】という想いが突然やってきました。
【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】
【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】
【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】
【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】
【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】
【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】
【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】
いったいどれくらいいるのだろう?と思うくらいずっと【愛されたい】は居続けました。
『でも、愛されるってどういうこと?誰かに愛してるって言われること?』と聞くと
『違う。』と答えます。
『誰かに優しくされること?』と聞いても
『違う。』と答えます。
『誰かに抱きしめてもらうこと?』と聞くと、
『それもいいけど、その感じがずっと欲しい。』と答えます。
【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】【愛されたい】
思いつく質問はどれも納得してもらえなかったので、【愛されたい】をただ見つめていました。
すると、いつの間にか【愛されたい】はいなくなっていました。
その次にやって来たのは、【私はいてもいいの?】という想いでした。
【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】
【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】
【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】
問いかけてきます。
”私”が誰のことなのか。よくわからなかったのでただ見つめていました。
【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】
【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】
【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】
【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】【私はいてもいいの?】
どれくらいたったか、それまでは固くて触れたくないような【私はいてもいいの?】だったのが
氷のように溶けて見えなくなりました。