2021年 4月 の投稿一覧

みんな居ていいよ。

星野道夫さんの本を読んでいる途中、洗濯物を干しに外に出たら、物干し場の天井に毛虫が数匹いました。

近くの木に、毎年発生する毛虫です。

洗濯物につくと嫌なので、火ばさみを使ってポイっとしました。

【もう、いないかな】と天井をくまなくみていたら、小さなハチの巣も見つけたので、火ばさみでツンツンして落としました。

それから、家族に、こんなことがあったから気をつけてねと伝えました。

田舎で暮らしていると、人間が嫌だなと思ってしまう存在と鉢合わせることが多くなります。

ムカデだったり、蚊だったり、毛虫だったり、蜂だったり。

星野道夫さんが暮らしていたアラスカであれば、クマだったり、雪だったり、もっとたくさんあったと思います。

でも、誰が上でもない、下でもない、存在として自分に害を及ぼすことのない限り居てもいいよというスタンスであることは当たり前の話じゃないかなと思います。

そして、自分や周りの誰かに害が及ぶなら、対処する。

それも当たり前の話だと思います。

とはいえ、自然は自分を破壊するものですら『居てもいいよ。』と受け入れてくれます。

というより、台風や地震、雪崩など、自然のシステムの中に破壊は組み込まれています。

個がないからとも、破壊は悪いことではないからとも、いろいろ言えると思いますが、だれの身近にもそういう存在である自然があるのは嬉しいことだなと思いました。

Just do it.

SNSの広告動画で、小さな女の子が興奮してこう叫んでいました。

”Just do it! やるのよ!

ただやりなさい!

夢を叶えるの!

他人の目なんて気にしちゃ駄目!

たった一度の人生を楽しまなくちゃ!

今始めなくていつやるの?

やるしかない! Just do it!”

これを目にした後に、今ミャンマーで起きている内紛のニュースを観て、軍のトップにいる人はまさに今Just do it.自分の夢を叶えるために奮闘しているんだなと思いました。

他人の目なんて気にせずに。

恐らく、自分と周りと国の幸せのために。

一見良さそうに見えるものの裏にある矛盾と言っていいのか、言葉であらわし辛いですが、

何かをしようと思うときは必ず動機があるもので、

一端 それがどこから来るのか感じてクリアにして、

こころに何も置かないところまで戻ってから始めるのがいいなと思いました。

勇気

蚊が睡眠を妨げる季節がやってきました。

昔【蚊はなんて勇気があるんだろう。殺されることも厭わずに血を吸いに来るなんて。】と思っていた時期がありました。

でも今では【自我がほぼないからなんだな~】と自然を観ていて思います。

蚊は「これは私の獲物よ!」なんて言わないし、「私の子どもを残さなくては!」なんて思ってないし、「私は死ぬのが恐いから夜しか人に近づかないの」なんて考えてません。

人に飼われている動物は自我が強くなるみたいですが、自然の中にある虫も動物も、ほぼただ命がある(生まれた)から生きているのだなと思います。

鳥は虫を食べるし、虫も虫を食べるし、それが普通。

恨みも恐怖も後悔も懺悔もなくて、これが自然なんだなと思います。

勇気は”私”をなくすために必要なものなんだなと思いました。

戦いがないと面白くない?

春休み、遊びに来ていた姪っ子たちはひたすらアニメを観ていました。

どれをみても、戦いがないアニメはありません。

「ねぇねぇ、どうして戦いばっかりなのかねぇ?」と聞いてみたら、

「戦いがないと面白くないからじゃない?」と返ってきました。

確信をついてるな~と思いました。

戦って、正義(自分サイド)が勝つ。

この楽しさ。

自分に不快な感情をもたらすものはいずれ苦しい目に合い、私が正しいことが証明されるのだ。

だから、私はそれが証明されるときまで、戦い続け、耐え続けるのだ。

その道のりで、信頼できる仲間や師匠と出会い、私は成長するのだ。

そして、最後に必ず幸せを手に入れるのだ。

このパターン。

そんなことしなくても幸せは自分の内にあるのにね~。

でも、筍みたいに幸せを覆いつくしている皮を向かないと、幸せを幸せと感じられない心。

【あれ、何かおかしいぞ】とふと立ち止まる時が来るまで、優しく穏やかな気持ちで彼女たちをみていたいな~と思いました。